○利益を追求すると会社はつぶれる!

<本当にお客様第一を実践していますか?>

エッと思われる方もおられるでしょうが、
利益が上がるのは、お客様が当社を選んでくれて買って下さるからです。
お客様が当社を選択してくださることが先にあって、その結果として当社にも利益が上がります。
誤ってお客様の満足を無視して、先に自社の利益を追求すると、押し売りになってしまいます。こういうところからはお客様は二度と買ってくれません。
ですから、追求すべきは自社の利益よりもお客様の利益です。

 

しかし、会計事務所はこれに反する指導ばかりしています。
自社の利益を増やしなさい、コストを減らしなさいと、目先の利益追求ばかりを指導しています。これでは会社業績はいっこうに良くなりません。

 

むしろ、目先の利益を犠牲にしてでも、お客様の満足を優先させれば、
お客様が当社のファンになってくれます、ファンになったら次に知り合いを連れてきてくれます。

 

こうなれば、自然に売上が増えていきます。しかも固定的な売上が増えるので、会社が長続きします。
ファンが増えれば、顧客獲得を頑張らなくてもよくなり、余計なトラブルもなくなるので、不要な支出をする必要がなくなります。
売上が増えて、ムダなコストが減るので、会社の業績は自然に良くなります。

・例えば、ある飲食店へ行ったときのことです。たいへん美味しくてボリュームもありました。食べきれなくて、思わず、持ち帰りたいと店の人に頼んでみました。
ところが店の人は、「持ち帰りはご遠慮下さい、保健所の許可を取っていませんので。」と言って持ち帰りを認めませんでした。
私はその途端、店のファンをやめました。持ち帰りを認められなかったからではありません。お客様の喜びよりも自社の責任を優先する店だと分かったからです。

持ち帰りの食中毒が心配なら、保冷剤を付けてあげれば、お客さんは感激されるでしょう。保冷剤を付けるコスト・手間などたいしたことはないでしょう、ほんのちょっとしたことだけでお客様の反応は大きく変わってきます。
要は、お客様の方を向いているか、自社の方を向いているかです。


○コストを減らす会社は成功しない!

<社員の幸せを本当に考えていますか?>

これもまた逆ではないかと言われそうですが、正しいです。
たとえば、コスト削減といって、営業マンまで減らしてしまったらどうなるでしょう?
たしかに営業マンの給料や経費の分だけコストは減りますが、それ以上に売上が減ってしまいます。これでは本末転倒というものです。
コストは売上を上げるのに必要なものです。コストを減らすと、それ以上に売上が減ってしまいます。


しかし、会計事務所はこれに反する指導ばかりしています。
数式で言えば、利益=売上-コストだからと、コストを減らせば利益が増えると指導しています。これでは会社業績はいっこうに良くなりません。

業績が悪くなると社員の給料を減らす会社があります。社員全員が痛みを分け合うことで、連帯感を高める狙いがあるようです。
しかし、給与が減ってしまっては社員の生活に影響します。
明日の生活を心配するようになっては、とても仕事どころではなくなり、能力を十分に発揮しなくなります。

 

業績の悪いのは社長のせいで、社員のせいではありません。
社員のせいにするのは、社員に対する愛がないからです。
社員は給料も大切ですが、給料だけのために仕事をしているのでしょうか。仕事にヤリガイを感じるからではないでしょうか。
人は機械とは違って、能力をまったく発揮しないこともあればフルに発揮することもあります。

 

ですから、社長が社員を愛していれば、社員にヤリガイが生まれ、会社のためにガンバルぞ!という気になり、能力を十分に発揮します。
そうなれば会社の業績は自然に向上します。
追求すべきは、コスト削減ではなく社員の幸せ!です。

社員の幸せを軽視する例。

○仕事はみんなでやるものですが・・・。
・例えば、「言い出しっぺが責任を持て」とその社員だけに責任を押し付けるケース。
言い出した人は、本当に会社のためを考え、自分を犠牲にしてでも積極的に提案したのです。
にもかかわらず、結果がうまくいかなかったことで自分が叱られ、おまけに責任も自分一人に押し付けられたのでは、次回から二度と前向きな提案をしなくなるでしょう。
これに対して、仕事はみんなのものだとする会社があったら?
あなたはどちらの会社で働きたいですか?

 

○社員の言うことを聞かない。
・「社長はオレだ、オレが決めるんだ」と社員の提案を却下する。
正論を言っても聞き入れられないと、二度と言わなくなるばかりか、失敗しても「社長の自業自得だ」と他人事のように思ってしまう。


○社長が自分で作業してしまう。
・例えば、社員ができなくて困っていたら、社長が自分でやってあげてしまう。
その結果、社員はいつまでたっても自分ではできずにいる。
それどころか、自分はこんなにも信頼されていないのかと落ち込む。


○社員をお金で釣る。
・例えば、「少し余計に払ってやれば社員は仕事をするものだ。」
こんな社員をモノ扱いするような社長に、ついていきたいですか?
会社の業績が良ければ辛抱するかもしれませんが、ひとたび悪くなればとたんに見切りをつけるでしょう。


<愛のある経営がすべて解決してくれます。>

経営は、「お客様のため!」「社員のため!」「仕入先のため!」「社会のため!」。
お客様に喜んでいただくため!社員と仕入先と家族の幸せのため!です。
一言で言えば「愛」でしょう。
愛のある経営を実践すれば、会社は必ず発展します!

じつはほとんどの会社は、これを経営理念に謳っています、
お客様第一とか社員の幸せ第一とか。
経営理念を本当に実践していますか?単なる飾りになっていませんか?
経営理念を、単なる飾りでなく、本当に実践すれば、会社は必ず発展します。