1.安心して経営できる。
2.時間を節約できる。
3.計画立案当時の”見積誤り”が分かる。
「経営の先が見えなくて不安だ!」とのお悩みをよく耳にします。
不安解消のベストソリューションは、”経営計画”です。
不安は、”成り行き経営”から生じます。
成り行き経営から脱して”計画経営”へと移行すれば、
”1年後、2年後・・・5年後の姿を見通せる”ようになり、不安は解消され、
結果的に「安心して経営できる」ようになります。
○クイズ
Question
当初予算案=売上高 1,000万円(@100万円×10件)―変動費 600万円―固定費 300万円=利益 100万円に対して、
以下の4つの改善案のどれが最も効果的(利益が増える)と思いますか?
直感的に見ていかがですか?
改善案1 変動費率を1割削減する。
改善案2 固定費を 1割削減する。
改善案3 売上数量を1割増やす。
改善案4 売上単価を1割上げる。
Answer
・当初案 利益=100
・改善案1 利益=160
・改善案2 利益=130
・改善案3 利益=140
・改善案4 利益=200
これより、改善案4が最も効果的です。
この数値例から次のことがいえます。
改善案4を当初案と比較してください。
当初案では1年掛かって稼ぐ利益が100なのに対して改善案4では200です。
すなわち、当初案は200稼ぐのに2年掛かるところを改善案4では1年で済みます。
ということは、改善案4は当初案に比べて時間を1年分節約できることになります。
経営計画には「時間を節約できる」というメリットがあります。
そもそも経営計画を立てるからこそ、立案時の"見込み違い"が分かります。成り行き経営では分かりようがありません。
問題は、"見込み違い"が判明したときの対処の仕方です。これを誤ると経営そのものがうまく回らなくなり、成り行き経営よりもひどい結果になります。
ある会社では、新商品がバカ売れしてわずか1か月間で予定の1年分を売り上げました。
本来ですと「新商品をもっと作って売れ」と指示するところを、ここの社長さんは「新商品は計画を達成したからもういい。未達の既存商品を売れ」とやってしまいました。
正しくは逆です。売れ行きが良いものはもっと売り、逆に売れないものはムリに売るのをやめるべきです。
なぜなら、売れ行きが良いのは「お客様の要求に合致」しているからであり、悪いのは合致していないからです。
①数字だけで、"経営戦略に欠けた"経営計画ではありませんか?
・経営戦略なし=お客様不在の計画。
・実務知らず=売上を増やしてコストを減らしましょう。算数と実務は違う。
・弱味克服=強みを活かすべき。
②経営に役立たない"過去会計"だけではありませんか?
・過去の数字をいくらいじっても"未来数字"は出てきません。
③計画を立てて終わりの"計画倒れ"になっていませんか?
・未達の商品を売れ!=売れるモノを売ろうとしない。
①経営戦略構築
経営戦略実務は会計事務所の苦手とするところです。
②未来会計の経営計画作成
過去数字に慣れた会計事務所の苦手とするところです。
③PDCA管理
とりわけAの対策は、ほとんどの会計事務所が手付かずのところです。
お困りでは? | わくわく式 | 会計事務所式 |
1.先行き不安 | 解消する | 解消しない |
2.経営戦略 | 経営戦略あり | 経営戦略なし |
3.過去会計 | 未来会計 | 過去会計 |
4.計画倒れ | PDCAまで | 計画だけ |